全員で経営理念の更なる実践を
代表取締役 一貫坂 彰 
 創立40周年にあたり一言ご挨拶申し上げます。
 昭和45年5月27日に先代社長一貫坂晃一郎が南晃工業株式会社を創立し、本年で40周年を迎えることとなりました。これも偏にさまざまな形でご支援、ご協力を頂いた皆様のおかげと深く感謝しております。
 顧みますとこの間、高度経済成長、2度にわたるオイルショック、建設業冬の時代、バブル景気、バブル崩壊後の長期不況と幾多の好不況をなんとか乗り越えてまいりました。
 現在我々を取り巻く環境は予測がつかないほど短期間に激しく変化し、先を読むことがとても困難な状況となっており、新規の建設投資の増加があまり期待できず、厳しい経営環境の中で工期の短縮、コストダウンなど更なる効率化の要請が強まることが当然のごとく予想されます。生き残っていくためには、これらの厳しい市場環境を乗り越えることのできる企業になることがきわめて重要であり、そのためには今まで培ってきた企業理念をさらに深耕していく必要があります。
 会社創立当時は幾度となく営業訪問をしてもなかなか受注できず、会社経営の難しさを痛感したそうです。そんな時にやっと工事が受注でき、その工事を皆んなで切磋琢磨しながら完成したときの喜び・感謝の気持ちが弊社の経営理念に盛り込まれています。
 
 「仕事が出来る事に感謝し良い品質を造り 社会から信頼され、従業員一人ひとりの健全な生活を保障し、活力ある会社を築く。」
 
 南晃工業が41年目の第一歩を踏み出すにあたって、現実を冷静かつ客観的に受け止め、困難な時代に見合った相応の努力を重ねていくことでしか道は開けないということであり、その道しるべとなるのがまさにこの経営理念であると言えます。
 この40年の間に社会の情勢は大きく変わり、建設業界においても受注形態・作業状態も絶えず変化してきましたが、「職人の手で仕事をする」という基本的な作業はなんら昔と変わりません。わが社の宝は職人の方々お一人おひとりです。高年齢化の進む中で若手人材の確保と育成、女子技能工の採用と育成、定年後の人材活用、外国人研修・実習生による労働力の確保等、人材の育成には最大限の努力を傾注させなければなりません。
 これから50年、60年と企業を発展させていくためには、これまで培ってきたノウハウを活かし、伝統工法を継承しつつ、新工法の取り組みにも力を注ぎ、縮小する既存市場の中でのシェアの拡大と利益を生み出す仕組みづくりを確立することこそが課題であるといえます。
 最後になりますが創立40周年を迎えるにあたり、関係各位の深いご理解とご支援に心から感謝申し上げますと共に、今後とも益々のご協力とご指導を賜りますようお願い申し上げ創立40周年のご挨拶といたします。